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不妊症 小島レディースクリニック

                          ホルモン検査


血液中のホルモンを測定することで卵巣の働きを判断し、排卵障害の原因を診断します。不妊症の検査・治療に不可欠の検査です。各種のホルモンは互いに影響しあいながら月経周期を通じて変化しています。そこで卵巣機能を1回の血液検査で効果的に評価する為に、卵胞期後期に検査します。
卵胞期後期にホルモン検査をした場合、卵胞ホルモン(E2)が100pg/ml以上になっていれば卵巣の働きが正常であることを示します。E2が50pg/ml以下であれば高度な卵巣機能不全を意味します。この時、LH,FSHが低ければ下垂体性の排卵障害を意味しており、LH,FSHが高ければ卵巣性の排卵障害を示唆します。
一方、月経開始直後のホルモン検査では、E2が低いのはあたり前で、それだけ(E2の検査だけ)では卵巣の働きが正常なのか異常なのかは解りません。
また、LH,FSHが低ければ、それは当り前であって、それらの検査結果からは何も診断できないのです。また、LH,FSHが高ければ卵巣性排卵障害を意味しており、そもそも月経が自然に起こること自体が考えにくいのです。


卵胞刺激ホルモン(FSH)・黄体化ホルモン(LH)
下垂体から分泌される性腺刺激ホルモンで、FSHは卵胞を育て、LHは排卵させて黄体形成を促します。FSH,LHが低ければ下垂体の機能低下を意味し、逆に高ければ卵巣の機能低下を示します。また、FSHは正常だが、LHが高ければ多嚢胞性卵巣と診断されます

卵胞ホルモン(E2)

卵巣から分泌されるホルモンで、卵胞の発育状態が評価されます。頚管粘液の分泌や子宮内膜を育て、妊娠しやすくさせます。卵胞期後期には100pg/ml以上になります。これを下回っているようだと卵胞発育不全が考えられ、治療が必要です。排卵直前では成熟卵胞一個当たり300pg程度になります。

黄体ホルモン(プロゲステロン)

卵巣から分泌されるホルモンで、排卵の有無や黄体の発育状態が評価されます。子宮内膜細胞からグリコーゲンの分泌を促し、受精卵の着床を可能にします。
この検査は受精卵が着床する黄体期中期(基礎体温が高温7日目頃)に行います。黄体期中期には20ng/ml以上になっており、10ngを下回ると黄体機能不全と診断されます。成熟した卵胞が排卵すれば働きのよい黄体が作られ、黄体ホルモンは活発に分泌されます。

男性ホルモン(テストステロン)
卵巣で作られ、多嚢胞性卵巣などの酵素異常で増加します。

催乳ホルモン(プロラクチン)
下垂体から分泌されて母乳の分泌を促すホルモンです。このホルモンが増えると排卵障害になります。お産の後の女性は、このホルモンが増えて授乳が出来るのですが、同時に次の妊娠を避けるシステムが作動して、排卵が抑えられます。プロラクチンが増加する原因には下垂体腫瘍やドーパミン分泌不全があります。またある種の胃薬や精神薬の内服でも高くなります。

甲状腺ホルモン(T3,T4,TSH)
甲状腺疾患によって排卵障害が引き起こされます。異常を認めた場合には専門医を紹介します。


以上のホルモン検査異常は排卵障害の原因になり、仮に排卵してもそれは良い卵ではなく、受精・妊娠しにくい状態になってしまいます。そのような異常が分かれば良い卵を作る治療がどうしても必要になります。




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