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不妊症 小島レディースクリニック

                         抗精子抗体



女性の体が免疫反応により精子を異物と判断して抗体を作ることがあります。 これを抗精子抗体といい原因不明不妊の20−40%に認められるとされています。

抗精子抗体には精子不動化抗体と精子凝集抗体があります。
精子不動化抗体とは精子の尾部に作用してその動きを止めてしまうのです。すると自力で受精することができなくなり、妊娠できなくなってしまうのです。
精子凝集抗体とは精子同士をくっ付けてしまう抗体で、精子の頭部と頭部を付けてしまう抗体や尾部と尾部、頭部と尾部をくっ付けてしまう抗体があります。精子同士がくっ付いてしまうと移動できなくなってしまうので妊娠が成立しません。くっ付いた精子が少なければ自然妊娠も可能ですが、動いている精子が少なくなってしまうと妊娠できなくなり、体外授精が必要になります。この抗体は男性自身にも認められることもありますのでびっくりしてしまいますが、それは精子の染色体が半分しかない為だと考えられています。


             



抗精子抗体は頚管のほか子宮や卵管、さらには卵自身に出来る事もあるのです。
抗精子抗体は血液検査で分かります。ヒューナー検査で不良な患者さんには抗精子抗体の検査を早めに行う必要があります。ヒューナー検査良好の患者さんでも抗精子抗体陽性の事もありますので、ステップアップする場合には行っておきたい検査です。
治療法として、以前は半年ほどコンドームを使って精子に触れない期間を設け、抗体が減少することを期待する処置をしましたが、妊娠率が低く現在はあまり行われなくなりました。人工授精で妊娠しなければ体外受精や顕微授精を積極的に行います。




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