受精卵はいつでも子宮内膜に着床できるわけではなく、着床するためにはそのタイミングがあるといわれています。

そして、子宮内膜が卵を受け入れるときにImplantation Windowが開くとされています。Implantation Windowが開いている時に、受精卵のほうで着床の準備が整っていないと着床が出来ないのだそうです(これはまあ人間が勝手に考えていることなのですが)。

ところが、体外受精や顕微授精の時にこのタイミングを合わせるのが結構難しいことなのです。でも調子のよい事に、受精卵の方はタイミングが来るのを待っていてくれるようなのです。子宮内膜はちょっと開いてすぐ閉じてしまうのですが、受精卵は窓が開くのをじっと待っていて、そして開いたすきにサッともぐり込むのです。

これちょっと、卵と精子の関係に似ていますね!受精卵は健気なのです。だって半分精子なのですから。


 追記
  Implantation Window の概念が提唱されてから半世紀が経過して、受精卵(胚)の発育状態に対する子宮内膜の受け入れ状況が明らかにされてきました。
 体外受精を行っている方で、幾度となく良好胚を移植しながら結果に恵まれない方の中には、このタイミングがずれている方の存在が分かってきたのです。
 子宮内膜の胚受け入れ状況を調べる「子宮内膜着床能検査」が開発されましたので紹介いたします。




前のページヘ ホームの戻る不妊症一口メモへ 次のページへ